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更新日:2025.02.03

【三次市上田町】里山体験を通じて「気付き」を得られる 広島 三次 ほしはら山のがっこう

学び屋の面影が残る 体験型の宿泊施設

三次市立上田小学校は、残念ながら2003年3月に閉校になりましたが、その年の5月に上田町まちづくりセンターが開設され、次なるステージへと歩み始めました。

現在、校舎は、体験交流宿泊施設「ほしはら山のがっこう」として多くの人に利用され、かつて校歌に歌われた「星原」も、そのまま施設名に使われています。

小さな山里の校舎では、遊んだり、食事をしたり、そして宿泊もできるように。大人はどこか懐かしく、子どもはドキドキワクワクな時間が過ごせそうです。

基本情報

施設名
ほしはら山のがっこう
所在地
広島県三次市上田町388
ホームページ
https://www.hoshihara.org/
料金
【校舎】チェックイン15:00~/チェックアウト~10:00 100円+施設利用料(1人)
【教室】利用2000円/3時間(1部屋) 宿泊2500円/1人素泊まり1泊(3人~)
【創作交流室(自炊型キッチン付き)】利用3000円/3時間 追加500円/1時間
【全館貸し切り(15人以上利用の場合、校舎を貸し切りできます)】利用 日帰り15000円/~9時間 宿泊20000円/~24時間 追加料金1500円/1時間 10000円/1泊 野外集会場1日1000円
【体育館】アマチュアスポーツ1000円/1時間 非営利活動2400円/1時間 営利目的7200円/1時間
【燃料代】灯油ストーブ 小500円/1日 大1000円/1日 薪ストーブ薪代一束350円 布団レンタル1泊1800円~
営業時間
【校舎】8:30~21:00(完全予約制)
電話番号
0824-69-2888
関連リンク・予約

施設の見どころ

「ほしはら山のがっこう」に到着!

旧校舎前はかつての運動場で、今は駐車場としても利用されています。大荷物でも小さい子ども連れでも、すぐ近くに車が停車できるのがいいですね。

「こんにちわー」「いらっしゃい」建物に入ると、すぐに受付があります。「ほしはら山のがっこう」副理事長の浦田愛さんが、施設を案内してくれます。

子どもたちが走ったりおしゃべりをしたであろう長い廊下は、今も健在です。

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12畳の畳敷きの部屋に、3人用テントが張られていて、子どもたちは大興奮!マット(シーツ付き)、寝袋を借りることができます。

木製の積み木や、オルガン、絵本もあるので、自由に遊びましょう。お父さんと一緒に、テントの中で遊ぶ、なんて、心に残る思い出ですね。

部屋に黒板があるのは珍しい!自由にお絵描きしてもOKです。

自炊型キッチン付の創作交流室を借りれば、食器や調理器具を自由に使って調理することができます。

併設する体育館を借りることもできます。この日は市外からやってきたバスケットボールチームが練習していました。

「あるもの」に気付くと、地域の良さが見える
私は1998年に、結婚を機に上田町に定住しました。2001年に上田小学校の廃校が発表され、「跡地活用プロジェクト」が発足。そこで、校舎を地域に残そうとスタートしたのが今の「ほしはら山のがっこう・ふるさと自然体験塾」です。

「街灯がない」「店がない」「有名な史跡観光名所がない」と、ないものばかりだと思っていた上田町ですが、見方を変えると「天の川、流れ星、井戸、地下水。名所はなくても遊び名人も暮らし名人もいる。神楽もある。霧の海もある」と、あるものに気付きました。「ないからこそあるものに気づく」、この精神は、今も大切に受け継がれています。

宿泊する皆さんは、体験プログラムを通じて、上田町の良さを実際に体験してもらえます。お子さんの年齢や目的に応じ、工作、森遊び、ご飯作りなど、さまざまなコースを用意。里山体験を通じて、「ないからこそあるもの」に気付いてもらえたら。

そしてぜひ、上田町を歩いて、地域の人と話をしてもらいたい。地域の人と、地域外の人との交流から、今まで気付けなかった「あるもの」に気付けるかもしれません。

今後もスタッフと一緒に考えながら、皆さんをお迎えする場を整えていきたいと思います。

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※2025年2月3日時点現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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