• 体験・ワークショップ
  • 観る・遊ぶ
  • 中エリア

更新日:2026.04.10

【三次市東酒屋町】藍染工房「染工房 奈つ」 / “三次ブルー” を使った藍染体験

自然を生きる、藍の暮らし

基本情報

外観写真
施設名
染工房 奈つ
所在地
広島県三次市東酒屋町885-7
営業時間
工房オープンは金・土・日・月曜日 10:00〜15:00
その他日時は応相談
お休み
火・水・木曜日
電話番号
080-1906-0940

施設の見どころ

小さなログハウスの中は、限りなく広がるクリエィティブな世界!
正解も失敗もない、性別も国境も問わず、だれもが自分だけのセンスで藍染を楽しめる工房が、三次市東酒屋町にあります。藍染体験は1時間ほどで終了し、作品をそのまま持ち帰ることができるのも魅力です。

のどかな自然に囲まれた三次市東酒屋町に、2023年にオープンした藍染工房「染工房 奈つ」。オーナーで藍染作家の坂口奈津子さんが、ストールや手拭い、Tシャツなどの藍染体験ワークショップや、藍染のバッグや洋服、暖簾などのオリジナル作品販売を行っています。依頼に応じ、Tシャツやブラウス等の染め直しや、店舗用の暖簾制作も可能。さっそく藍染体験に挑戦です(要予約)。

工房の入り口には、藍色の看板と、花のリース、季節の花が飾られていて、自然を愛する坂口さんの人柄が感じられます。
ログハウス内には、藍色やピンク色などに染色された作品がいっぱい! 一枚一枚、色も染まり方も違っていて、世界に一つの作品ですね。

自分で染めたブルーのワンピースを着た坂口さん。大きなコサージュも藍染です。
最初に、藍染に使う「藍」について、今日の作業工程、持ち帰ってからの取り扱い方法などの説明がありました。この日はストールとバンダナの藍染に挑戦です。

バンダナの藍染にトライ

もっとみる

「これが今日使う藍です。3月末から4月にかけて『たで藍』の種をまき、夏に刈り取って『沈殿藍製法』で沈殿藍をつくります。夫と力を合わせて、2024年に完成した製法です」と坂口さん。ぱっと見ると藍色には見えませんが、空気に触れることで、あのすてきなブルーになるのだそうです。

スクエアで真っ白なバンダナ用の布。最初に「どれくらい白い部分(染めない部分)にするか」を決めます。染めない部分(白)を決めたら、紙筒に布を巻き付け、染めない部分の境目を、紐でしっかり縛ります。

次に、紙筒に巻き付けたバンダナの、染める部分を水で濡らします。藍染液がしっかり入り込むための大切な工程です。

藍染液にバンダナを浸し、液を染み込ませていきます。何度も繰り返せば濃い色になるのだと説明がありました。

空気に触れるにつれ、色が変化していくのが分かります。

ぎゅっと結んだ紐を解いて水で洗い流すと、こんなにきれいな、世界に一つの模様が現れました!



続いてストールを染めてみました

次はもっと大きいストールを染めていきます。薄い布をぎゅっと集めたら、バンダナと同じように紐でしっかりと縛ります。染めない部分にはビニール袋をかけます。

藍染液の中に、染めたい部分を繰り返し浸します。
こちらもしっかり洗い流して広げると・・・わあ、すてき!

工房の前で完成品をぱちり。とっても素敵な作品が、あっという間に出来上がりました。
今はまだ濡れていますが、家に持ち帰って乾かせばOKです。
「途中で色褪せていく、経年の変化も楽しんでください。洗濯するときは中性洗剤や手洗い用洗剤で洗って、直射日光を避けて陰干しを。当工房で染色したものは、染め直しも可能です。染める布地はこちらで用意するほか、染みがついてしまったお気に入りのシャツや浴衣などを持参されて、染めてもいいですよ。染みも模様の一つになります」と坂口さん。
使えなくなったと思ったものが、藍染で新たに蘇るってすてきですね。ただし、染められる素材は天然素材のみ(綿、麻、シルク、レーヨンなど)です。

坂口さんの藍染の作品は、ブランド「三次ブルー」として、商標登録されています。


坂口さんに話を聞きました!

ずっと広島市内で暮らしていましたが、15年前に夫の故郷へ居を移しました。もともと針仕事やものづくりが好きだったことから、まずは『草木染め』のグループを探して染色を楽しむように。だんだんと色の勉強もしたい、もっと本格的に染色を学びたい、と思うようになり、京都のテキスタイルスクールへ通い、全講座を受講しました。美しく、特別な色であり、究極の染色であるブルーに惹かれましたが、草木染めではブルーに染めることはできず、藍染しかありません。六甲にある藍染工房で藍染の学びを深めたのち、2023年にこの地に「染工房 奈つ」をオープンさせました。三次に来てからオープンに至るまでの道のりは、夫や、今は亡き義母の理解があってこそと感謝しています。
染色に大切なものの一つが「水」です。工房近くに山の湧き水があり、かれこれ400年、枯れたことがないといわれています。この土地と、水が、美しい発色を生み、「三次ブルー」を誕生させました。
工房の存在や生まれる作品、活動が少しずつ認知され、2026年2月、「みよしブランド」に認定されました。今年度からは、庄原市内の高校にて外部講師として数回、染色の授業を行います。デザイナーとのコラボも予定されています。三次市の「唄種cafe」では、三次ブルーの種から育った藍を使用したプリンが提供されています。この地でブランドが確立されたことに感謝し、今後はさらに責任感を持って頑張っていこうと思っています。

このスポットのキーワード

Instagramでもチェック!

※2026年4月10日時点現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

シェアする

あわせてチェック!

同じエリアの旬の情報

同じエリアの観る・遊ぶ

同じエリアの食べる

同じエリアの買う

同じエリアの泊まる