2023年9月23日、みよし市民納涼花火まつり実行委員会が主催し、「第31回みよし市民納涼花火まつり」が開催されました。
コロナ禍で3年間中止され、今年は4年ぶりの開催とあって、三次市内はもちろん市外からも関心が高く、約90の夜店がずらりと並んで観覧客を迎えます。
打ち上げ場所は、三次町寺戸河川敷と防波堤。
その周辺に観覧エリアがもうけられ、シートを広げて打ち上げを待つ人、夜店を楽しむ人など、往来ができないくらいの人が集まってきました。
打ち上げ時間が近付くと、観覧エリアに近い十日市親水公園駐車場はすぐに満車に。各駐車場から歩いてくる人たちの長い列が続きます。
この日は、鵜飼の遊覧船の屋根を取り外した船が8隻出て、事前に予約した人たちを乗せて川へ漕ぎ出ていきました。巴橋上流に停泊した船から花火が鑑賞できる一等席とあって大好評で、そうそうに予約が埋まりました。
花火の打ち上げを前に、鵜飼乗船場にもうけられた大会本部で、開会セレモニーが開催されました。
始めに、矢谷貴司実行委員長の挨拶。
「4年ぶりの開催にあたり、スローガンを「三次・新たな始まり new beginning」と掲げ、打ち上げ場所を河川敷へと変更し、例年より規模を縮小し3000発の予定で動いておりました。設置した募金箱への寄付、三次内外のスポンサーの皆様のご支援、花火業者さまのご協力をいただき、のちに5000発へと花火を増やすことができました。私自身、あたたかい言葉を数えきれないほどいただきました。関係者の皆さん、スタッフの皆さん、手探り状態からの実行委員会のはじまりでしたが、皆さんのおかげで開催にこぎつけたと改めて感謝の気持ちでいっぱいです。今日、ご来場の皆さんと、絶好の天候の中、花火を見られてうれしく思います。ワクワクが止まりませんが、ぜひ間近で上がる花火を楽しみましょう」
矢谷実行委員長の開会宣言に続き、福岡誠志三次市長があいさつ。
「ようこそ三次へ！ 市民の皆さん、市外の皆さんも、この三次の地に訪れてくださり、感謝しています。実行委員長をはじめスポンサーの皆さん、関係者の皆さんにも感謝申し上げます。4年ぶりの開催、待ち遠しく待たれていたことと思います。花火を見て、笑顔がさらに広がっていくことを心から祈念しています。三次の夜をしっかり楽しんでください！」
19時半から、待ちに待った花火が夜空を彩りました。
「出会い」「交流」「発見」「共創！さらなる飛躍」の4部構成。
夜店にも長い行列ができていました。
矢谷貴司実行委員長は、ここまでの道のりを振り返り、「コロナで3年間中止、4年ぶりの開催となりました。かつて、私が小学生の頃は、今日の場所で花火を打ち上げていたんですよ。今回、再び以前の場所から上がるのは感慨深いものがあります。最初は、4年ぶりの開催とはいえ、コロナ後で企業さんもしんどい中ですし、ミニマムに3000発打ち上げ予定で進めていましたが、たくさんのご支援のおかげで、計画途中で5000発に増やすことができました。協賛してくださった企業さんには、もうありがとうという気持ちでいっぱいです。運営するにあたって、スタッフのべ100名近くが、協力してくれました。私自身も、地元三次で仕事をさせてもらっていますから、今夜は普段の感謝の還元でもあります。やると思ったからにはやると！決めて今日まで頑張りました。天候に恵まれて、気温も下がってきて、絶好の花火日和。たくさんのエールをありがとうございました」と話していました。
大会後も、スタッフたちがゴミ拾いをしたり、片付けをしたり。
多くの人の心を一つにした、素晴らしい一夜でした。
主催 みよし市民納涼花火まつり実行委員会
事務局 一般社団法人三次観光推進機構
後援 三次市・三次商工会議所・三次広域商工会・国土交通省中国地方整備局三次河川国道事務所・（株）三次ケーブルビジョン・中国新聞社
打ち上げ場所 三次町寺戸河川敷＆堤防敷
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Information
| イベント名 | みよし市民納涼花火まつり |
