【三次市十日市南】たむ商店 / 三次駅前!観光客で賑わうお好み焼き屋さん
たむ商店
住所/三次市十日市南1-2-23(三次市交通観光センター2F) 電話番号/0824-62-5354
県外からわざわざ訪れる人もいるという、十日市南にあるお好み焼店『たむ商店』。パリパリに仕上げる生麺、多彩なバリエーションがそろうアレンジ焼き、良心的な価格の一品料理など、多くの人を惹きつける要素が詰まっています。「全国へ三次唐麺焼を発信したい」と話す店主の田村さんに、お店について話を伺いました。
自らのことを「鉄板職人」と呼ぶ、お好み焼『たむ商店』店主の田村豊和さん。そのハキハキとした受け答えから、田村さんの気さくな人柄が伺えます。幼い頃、週に1度は必ず食べていたくらいお好み焼が大好きだったという田村さん。成人し、生活のためにトラック運転手の道を選んだ後も、お好み焼に対する思いは変わらなかったと言います。その後、思い切って転職を決意。広島の有名店に弟子入りし、技術を学んで27歳の時に広島駅南口で開業。『たむちゃん』という名のその店は、連日多くの客で賑わう人気店に成長しました。
「けれど、やはり地元である三次にお店を出したい気持ちがあったんです。修業した店は、じっくり火を通す麺パリ系のお好み焼。三次の人に、このパリパリ麺を食べてみてほしいという思いが次第に強くなりました」。こうして『たむちゃん』は5年間の営業に終止符を打ち、心機一転、三次にて『たむ商店』の名で移転開業する運びとなりました。
店きっての人気メニューは、三次商工会議所青年部(https://miyoshi-karamenyaki.com/)が生んだ三次が誇るご当地お好み焼「三次唐麺焼」。この三次唐麺焼が『広島てっぱんグランプリ』で優勝し、ご当地お好み焼として定着する前から、田村さんは唐麺を使っていたのだと話します。「三次の老舗、江草商店さんの麺には以前から注目していました。麺にはもともとこだわりがあって、通常のお好み焼に使っている麺も特注品です。パリパリ食感を楽しんでほしいという思いで麺のチョイスには時間をかけたので、元祖の肉玉、唐麺焼ともぜひ食べ比べてみてほしいです」。
店にはほかにも「広島大漁カキ焼き」や「ヘルシー健康ネギ焼き」など、アレンジ焼きがずらり。その数、お好み焼だけで20種類近くにものぼります。また、一品料理が豊富で、カキ&牛肉メニューは一律1,078円、チャーハン&お子様メニューは一律638円と、わかりやすい価格設定で提供。スピードメニューにいたっては、全品308円とリーズナブルさもポイントです。
県外からわざわざ足を運ぶ人も多い『たむ商店』は、その勢いのままに、近年姉妹店である『広島屋台系ラーメン じゃ軒』を三次市南畑敷町に開店。国産原料100%で作る濃厚ガラスープが美味しいと評判を呼んでいます。
「県外から来てくれる人がいるっていうのは、励みになりますよね。実はうちの味をすごく気に入ってくれて、その後自分で店を出したいと、うちで修業していった人がいるんです」。三次に転勤で訪れていたというその方は、毎日のように『たむ商店』にお好み焼を食べに来ていた常連さん。転勤の期間が終わり、元いた北海道へ戻った後、「たむ商店さんの味が忘れられないので、自分も修業して店を出したい。弟子入りさせてもらえないか」と打診があったのだそう。「結局その方は会社を辞めて、うちへ修業に来て、その後北海道で店を出しました。すすきのに出している『はる商店』っていうお店なんで、機会があったら寄ってみてくださいね」。
これからの目標を、「三次唐麺焼を全国に広めたい」と話す田村さん。「三次唐麺焼だけでなく、江草商店さんの麺、カープソースなど、地元の“美味しい”をもっと知ってもらえたら」。そんな田村さんの願いは、もうすでに叶いつつあると言えそうです。
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Information
店舗名 | たむ商店 |
所在地 | 三次市十日市南1-2-23(三次市交通観光センター2F) |
ホームページ | http://tamuchan.net/menu/ |
営業時間 | 11:00~14:30(LO14:00)、17:00~21:30(LO21:00)※土・日曜、祝日は11:00~21:30(L.O.21:00) |
お休み | なし |
電話番号 | 0824-62-5354 |