【三次市東酒屋町】三次ピオーネ生産組合 / 広島を代表するブランド、三次ピオーネ。 - 三次市観光 Walk @round Miyoshi(三次観光推進機構公式ウェブサイト)|広島県三次市

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【三次市東酒屋町】三次ピオーネ生産組合 / 広島を代表するブランド、三次ピオーネ。

【三次市東酒屋町】三次ピオーネ生産組合 / 広島を代表するブランド、三次ピオーネ。

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三次ピオーネ生産組合

住所/広島県三次市東酒屋町2044-1 電話番号/0824-63-7236

眼下に三次盆地を見下ろす、標高約320mの丘陵地。自然豊かなこの地に、ブドウ園が広がっています。ここで栽培されている「三次ピオーネ」は、40年以上もの歴史を誇る、全国トップクラスの種なしブドウ。広島では知らない人はいないといっても過言ではない、大人気の贈答品です。

三次ピオーネは、カノンホールマスカットと巨峰をかけあわせた最高級のブドウです。色付きのよい大粒の実は、「黒い真珠」と称されています。その名の通り、最高級品のものほど、光に透かしても濃紫色でなく、しっかりと真黒色なのが見て分かります。房を手に持つとずっしりと感じる重み、一粒一粒の実は張りがありはちきれんばかり。口の中でじゅわ〜と広がるたっぷりな果汁は、上品な甘さとすっきりとした酸味のバランスが秀逸です。まさに、一度食べれば忘れられない、思わず独り占めしたくなるような味わい。 三次市は、江の川、馬洗川、西城川の3つの川が合流する内陸盆地で、霧の里といわれています。この霧を発生させる昼夜の寒暖差こそ、三次ピオーネの美味しさの理由です。「昼と夜の気温の差が、糖度の高い、色の濃いブドウを作るんですよ」と、三次ピオーネ生産組合の佐野司さんが教えてくれました。

佐野さんは、ブドウ栽培に携わって約11年。25歳のときに地元である三次にUターンし、兄の知人が営んでいたブドウ農園を手伝ったことがきっかけで、ブドウ造りの道に進みました。甘くて美味しいブドウですが、評価するとなると実は形が重要になってきます。粒が均等になっており、どこから見ても綺麗な逆三角形になっているのが一つの基準。「摘粒(てきりゅう)といわれる粒を抜く作業があるのですが、実が大きくなったら形が整うようにイメージしながら行います。みんな同じように作業をしても、出来上がりのブドウには人それぞれ個性が出る、そんなところが面白いなぁって」。剪定から枝を倒す作業、房を切り詰める作業など、どの作業も1年に1回しか行わないので、その時々の判断がブドウの出来上がりを左右します。そんな繊細な気遣いと気の遠くなるような細やかな作業があるからこそ、大粒の真珠のように美しい三次ピオーネが生まれるのです。

三次市は、まだピオーネの栽培特性が解明されていなかった40年以上も前から栽培に着手し、全国的にも長い歴史を持ちます。栽培している「三次ピオーネ生産組合」は、1974年7月、農家24戸により設立されました。現在では、19名の組合員によって、ブドウの協業経営に取り組んでいます。初めて出荷した頃、ピオーネはまだ新種だったため、一般的にはほぼ無名。市場の開拓は容易ではありませんでした。しかし、旺盛な意欲と情熱を持って栽培技術を向上させていき、さらには組合員全員の地道なPRの賜物により、今では広島県を代表する贈答品の一つとして知られるようになりました。7月中旬〜10月中旬には、直売所での販売も人気で、早いときには昼すぎに売り切れることも! また、地元のスーパーの果物売り場に並ぶ、カップ入りも見逃せません。500円程度とお手頃なので、少しだけ食べたい自宅用としておすすめです。

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Information

店舗名 三次ピオーネ生産組合
所在地 広島県三次市東酒屋町2044-1
営業時間 8:00〜16:00(直売所)※7月上旬〜9月末頃まで
電話番号 0824-63-7236