定番から個性派パンまでずらり! お餅も人気の小林製パン所
小林製パン所
住所/三次市塩町2124 電話番号/0824-66-1054
地元の愛されパン屋さんは創業85年以上
昭和11年に創業したパン屋さん「小林製パン所」(塩町)。現在、2代目となる小林信吾さんが、奥様の幸枝さん、信吾さんの妹さんと一緒に営んでいます。ここはかつて繁華街で、店の向かいには劇場があり、観劇のお客が立ち寄るなどそれは忙しかったそう。高校や学校給食用のパンも製造していて、帰省するたびに買いに来る人や、送ってほしいと頼む人もいるほど。多くの人の胃袋を満たした「小林のパン」の味は今も健在です。
店主の信吾さんは、かつて高校野球の審判員を務め、三次の野球の発展に尽力しました。持ち前のガッツで、現在も朝早くからパン製造に励んでいます。
名物「ジャンポエクレア」など毎日20〜30種が店頭に
パンのメニューは約80種類もあり、そのうち20~30種類が店頭に並びます。現在の看板商品は、名物「ジャンポエクレア」(220円)。15年前に作り始めると、そのボリュームやサクサクのシュー皮の食感、チョコとカスタードクリームのおいしさからたちまち大人気に。
世羅産卵を使った生地を鉄板に絞り出し、22分かけて焼くと、ふんわり膨らんだシュー皮の完成。しっかり冷ましてカスタードクリームを詰め、チョコレートをかけて包装します。まとめ買いする人、手土産やおやつに買い求める人、中には「子どもに送ってくれと頼まれた」という人もいるのだとか。
人気の「ラスク」は、わざわざ前日に「ソフトフランス」を焼いて、翌日スライスして「ラスク」に加工するという手のかけよう。
ファンは全国に! ロングセラーの餅
年末になると、全国から餅の注文が舞い込みます。「餅を販売し始めて40年。三次産の餅米を使い、ひのきのせいろで蒸して餅に加工します。柔らかくてよく伸びると人気なんですよ」と信吾さん。現在、白餅、のり、豆、みかんの4種類を販売しています。
広告宣伝などは一切行っておらず、口コミのみで営業を続ける小林製パン所。今なお多くの人に愛されています。素朴でどこか懐かしいパンを求めて、ドライブがてら立ち寄ってみてください。
Information
店舗名 | 小林製パン所 |
所在地 | 住所/広島県三次市塩町2124 |
電話番号 | 0824-66-1054 |
FAX | 0824-66-3078 |
外観写真 |
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