三次市観光 Walk @round Miyoshi(みよし観光まちづくり機構公式ウェブサイト)|広島県三次市

三次の泉は美人の湯

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君田温泉 森の泉

住所/三次市君田町泉吉田311-3 電話番号/0824-53-7021

山々に囲まれた美しい景色と肌触りの良い温泉、『君田温泉 森の泉』は開館当初より多くの人たちを魅了してきました。お客の要望に応えるよう、従業員のサービス向上を徹底し自然環境に溶け込んだ造りに館内をリニューアル。周辺ではいくつもの関連施設が次々とオープンし、一大観光エリアとして注目を集めています。

肌表面を柔らかくして、古い角質や汚れを落とすクレンジング作用のある重曹泉(炭酸水素塩泉)。この効能を持つ『君田温泉 森の泉』は美人湯として知られ、多くの女性客から好評を博しています。もともと君田町はかつて温泉旅館もあった、泉質に定評のある土地。昭和63年から平成元年にかけて行われたふるさと創生事業の交付金を受け、平成9年、同施設は観光拠点として誕生しました。当初は「日に300人の来館者数が目標」とオープンしましたが、四季折々に美しい表情を見せるロケーションと質の良い温泉が話題となり、最多で1日1500人を数えるほどの人が訪れたそうです。「とにかく町民が総出で手伝うような状況で。パートや臨時職員として働くことはもちろん、コーヒーを飲みに来た町内の人がそのままカップを洗って帰ることになったというエピソードまであるんですよ」と、支配人の増原美登里さんは当時を振り返ります。君田町の隣、布野町からお嫁にきた増原さんにも手伝い希望の声がかかり、はじめは皿洗いなど調理場まわりを手伝っていましたが、学生時代に簿記を学んだ経験を買われ経理を担当するようになったといいます。「接客があまり得意でなかったので、事務の仕事が性に合っていました。それからコツコツ経理をしていたのですが、ある時支配人をしてみないかと打診を受けて。驚きましたね」。ためらう気持ちもあったそうですが、町の人たちとより良くしたいと日々頑張ってきた施設。もっともっと、たくさんの人から愛される場所になってほしい…その一心で、増原さんは支配人の座を引き受けることにしました。

支配人としてのキャリアも、気付けば21年目。「大変なことはありましたか?」と尋ねると、「もちろんあったけれど、それ以上にやりがいのほうが大きかったですよ」と、ほほ笑みます。支配人として長く勤める増原さんは、“施設職員みんなのお母さん”的存在で、さまざまな相談を受けるのだそう。「とくに年に一度出かける社員旅行は、本音で話せる良い機会。仕事のこと、家庭のこと、互いの状況を許せる範囲で把握しながら、思いやりの気持ちを持って日々の業務に共に邁進していきたいですね」。

また、施設としての転機はお客様の声を反映してリニューアルを行った時。「当初の来館者数は確かに多くいましたが、それは県内に同様の施設が少なかったことも理由のひとつなんです。そのうちスーパー銭湯ブームが到来して、温泉でなくとも非日常を体感できる入浴施設がずいぶん増えました。ほかと差別化を図らなければいけないと強く感じたんです」。そこで山間にある抜群の立地を生かすよう、木をふんだんに使った内装に模様替え。玄関をより明るい雰囲気にチェンジし、待ち合いからは絵画のような景色が楽しめる大きな窓を設置しました。同時に、従業員には今まで以上に丁寧な接客と美観に努めるよう促し、サービス向上を徹底したといいます。その甲斐あって、客室に置いてある『思い出帳』には「気持ちの良い対応をしていただいた」「いつ来ても館内がきれい」と、宿泊客からの嬉しい感想がびっちりと書き綴られています。有名旅行雑誌が開催したアンケートで、「広島県民が選んだ温泉部門1位」や「行きつけの温泉部門1位」に輝いたことも、大きな励みになったそうです。

施設周辺の進化もとどまることを知らず、大自然のレクリエーションが満喫できるコテージ『四季の家』、体験交流施設『こぶしの森 体験の館』『君田折り紙博物館』、“母と子”“ふるさとのぬくもり”をテーマにした『はらみちを美術館』など、次々と関連施設が展開していきました。夏のホタルや一面のヒマワリ畑、秋の紅葉、冬の雪景色と春夏秋冬の美しさは言うまでもなく、いつ来ても異なった楽しみ方ができると評判です。「ファミリーでしたらコテージに泊まって川遊びやハイキングをするのもいいですし、体験交流館で工作や折り紙作りにチャレンジもいいですね。ご家族だけでなく、子ども会などお子様連れのグループにもぴったりです。ご高齢の団体客様の場合なら、とにかくゆっくり寛いでほしいです。はらみちを美術館は敷地内にありますので、遠出することなく鑑賞をお楽しみいただけますよ」。宿泊用の食事はプランににより異なりますが、地元の新鮮な素材がたっぷり。旬野菜を使った天ぷらや炊き合わせ、国産牛のレモン陶板焼き、ヤマメの塩焼きなど里山の恵みがふんだんに盛り込まれています。日帰りで訪れる場合は『お食事処 囲炉裏』で食べられる丼物や御膳、石焼きセットが人気です。また、敷地内にある『ふれあい館』では地元農家による産物や特産品を、『森のパン屋さん』では手作りの焼き立てパンを購入することができます。「パン屋は時期により閉めていることもありますが、フロント付近で販売もするのでのぞいてみてくださいね」と、増原さん。思わず目移りするような施設の充実ぶりですが、今後の展望を聞くと意外にもあっさりとした答えが返ってきました。「とにかくお客様の要望に応え続けること。それだけですね」。ただひたすらに、寄せられる声に応じていく―その先にこそ、今とはまた違った施設のカタチが見えてくるのかもしれません。

Information

スポット名 君田温泉 森の泉
所在地 三次市君田町泉吉田311-3
営業時間 10:00~21:00
お休み 毎月第3火曜 ※8・12月は第4火曜、祝日の場合は翌日休館
電話番号 0824-53-7021