【三次市三良坂町】広島県内で最初の出雲大社分院は三良坂にあり
出雲大社 備後分院
住所/三次市三良坂町2674 電話番号/0824-44-2007
三次市三良坂町に鎮座する神社、「出雲大社 備後分院」。多くの人から「教会さん」と親しまれ、熱心な信仰、崇敬の対象となっています。
1882年、出雲の「出雲大社教(いづもおおやしろきょう)」を全国に広めるため、ご分霊をし、出雲大社の分院として神殿を設えたのが始まり。現在、全国に約200以上の協会がありますが、こちらは広島県内で最初の分院です。
大国主命神様は農耕の神様ともいわれ、農業がさかんだった三良坂町には信者が多かったこと、世話人がたくさんいたことが、分院の理由といわれています。
年越し神事には、200台以上用意する駐車場に入りきらないほどの車があふれ、春・秋の大祭も、大勢の人でにぎわいます。拝殿では、社運隆昌、商売繁盛、工事安全、交通安全、七五三などのご祈祷に来る人があとを絶ちません。社務所ではさまざまなお守りも販売しています。「出雲大社 備後分院」は、地域の人たちの大切な心の拠り所として存在しているのです。
分院長の伊藤章民さん
かつて、「出雲大社 備後分院」では、節分の夜に「夜神楽(よかぐら)」が上演されており、夜通し神楽を楽しむのが恒例行事でした。しかし各家庭にマイカーが普及し移動が簡単になると、朝までとどまって神楽を楽しむ人が減り、10数年前に夜神楽は中止になってしまいました。
3年前に三良坂町観光協会や商工会が「夜神楽を復活させよう」と立ち上がり、1演目だけですが、神楽が再び上演されるように。昨年は、残念ながらコロナ禍で中止を余儀なくされましたが、分院長の伊藤章民さんは「また、夜神楽が復活することを願っています」と話します。おみくじ納所には、たくさんのおみくじが結ばれています。境内には樹齢100年以上といわれる松、杉、もみの木が、拝殿を守るように立っています。
「いつでも立ち寄ってお参りしてください」と伊藤さん。あなたも日々の喧騒を忘れ、心静かに手を合わせてみませんか。
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Information
スポット名 | 出雲大社 備後分院 |
所在地 | 住所/広島県三次市三良坂町2674 |
ホームページ | https://izumooyashiro-bingo.com/ |
電話番号 | 0824-44-2007 |
外観写真 |