【三次市三良坂町】泉屋 / 妥協のない材料選びと丹念な製法。三良坂の人気菓子店
泉屋株式会社 和洋菓子工房 泉屋
住所/三次市三良坂町三良坂4213-5 電話番号/0824-44-2221
手作り洋菓子や和菓子、中でもかしわ餅が人気を集める「和洋菓子工房 泉屋」。1959年創業で、現在は3代目の立花優清さんが腕をふるっています。店にかかる青いのれんは、移転オープン時に書道家のおじさんから贈られたもので、見事な筆字は店のロゴマークにもなっています。
初代の父親から受け継いだ味に、自分の経験を合わせて作り出す洋和菓子。年末年始やお盆、節句を中心に、多くの人に賞味されています。
受け継いだ味を洋菓子技術で進化
和菓子職人だった父の姿を見て育った純浩さん。東京・新橋でまずは洋菓子を、次に和菓子も学びました。1989年にUターンし、父親と共に10年間働いたのち、1999年に今の場所に店舗を移転。シンプルな和菓子のみだった品揃えを一新し、洋菓子や、さらにおいしく改良されたかしわ餅、新商品と、次々にラインナップを充実させていきました。
手間と時間を惜しまない ロングセラーのかしわ餅
多いときは、1日3,000個売れるというかしわ餅。
まずは、地元の農家から、餅米と、中生新千本を買い付け。米を洗ったらしっかり「天日干し」することにこだわります。精米し製粉した米粉を、まずは湯で練り、蒸し上げます。さらにその後、もう一回生地を練るのが純浩さんのこだわり。2度練ることで、口当たり滑らかで、普通のかしわ餅よりもはるかに軟らかい食感を実現します。
中に包まれているあんも、毎日手作り。北海道産小豆のあくをとりながら煮て、何度も水を替え、水が澄むまで繰り返します。上白糖と水あめで味付けしたあんは、甘すぎず上品な味わいに。かしわ餅と、ヨモギかしわ餅の2種があり、お客様は10個、20個と買い求めて行きます。
かしわ餅以外にも、多彩なお菓子が店内にずらり。洋菓子と和菓子の両方を一度に買い求められるのもいいですね。
ブランデーとラム酒のシロップに浸した、香り豊かなケーキ。生地は三良坂産卵を使用。
三良坂産卵と、瀬戸内レモン、海人の藻塩を使用。ふわふわで優しい食感が楽しめる
「和菓子から洋菓子まで、素材の良さを引き出すことにこだわっています。地元商品とコラボしたお菓子もたくさんあります。小さいお子さんからお年寄りまで幅広く楽しんでいただけるよう、多彩なお菓子を用意しています」と純浩さん。これからも、誰からも愛される郷土銘菓を作り続けていきます。
↓ 詳細は下記へ直接お問い合わせください ↓
Information
店舗名 | 泉屋株式会社 和洋菓子工房 泉屋 |
所在地 | 住所/広島県三次市三良坂町三良坂4213-5 |
ホームページ | https://www.kashiwa-mochi.com/ |
営業時間 | 9:00~16:00 |
お休み | 水曜 |
電話番号 | 0824-44-2221 |
外観写真 |