【三次市三次町】ミニカーコレクションを一挙に公開「Garden cafe」
Garden cafe
住所/三次市三次町1087
三次もののけミュージアムからほど近い、みよし本通り商店街「歴みち石畳通り」に、緑豊かな木々に囲まれたアーティスティックな庭園のあるカフェが完成しました。美しく配置された木々や石を眺めながら小道をたどって行くと、その先にはおしゃれな建物が。すぐ近くで「ブリキのおもちゃとグリコのおまけミュージアム ブリキのおもちゃ館」を営む宇津田敬二さんが、2021年6月5日にオープンさせたばかりのカフェ「Garden cafe」です。
黒い外壁に囲まれた店のドアを開けると、誰もが驚きの声を上げてしまいます。
木材をふんだんに使った店内には、オーナーの宇津田さんが集めたフェラーリ、F1のミニカー約400台が、ところ狭しと並んでいます。
1970年代から2010年のフェラーリのミニカーは、赤く輝くボディーが、落ち着いた木目に映えて、訪れる人を魅了します。
サイズも1/90から1/8までとさまざまで、フェラーリファンならずとも見入ってしまいそう。
F1世界選手権で3回のワールドチャンピオンに輝く天才レーサー、アイルトン・セナ。1994年のサンマリノGPで、レース中の事故により亡くなりましたが、今でも多くのファンの記憶に残っています。そのセナがハンドルを握った歴代のマシンのミニカーのコレクションは必見です。
ドイツ人の元F1ドライバー、ミハエル・シューマッハ。冷静で正確なドライバーとして有名だったシューマッハの、レース優勝時のマシンのミニカーも展示しています。
実車と同じ塗料を使用した約50㎝もある1/8サイズの「フェラーリF399 (Ferrari F399)」のミニカー。
1999年のF1世界選手権参戦用に開発されたフォーミュラーカーで、宇津田さんお気に入りのコレクションの1つです。
数量限定のフェラーリF60 (Ferrari F60)のミニカーなど、希少アイテムも飾ってあります。
こちらでは、圧巻のコレクションを眺めるだけでなく、数量限定とはなりますが、宇津田さんと奥様の特製手作りランチ(990円)やカフェメニューも味わうことができます。コレクターでもある宇津田さんの説明とともに、非日常のひとときを楽しんでください。
忙しい仕事の合間の趣味として、さまざまな愛車に乗ってきた宇津田さん。フェラーリF430、F360モデナ、F355と、自らハンドルを握ってきた車のミニカーも展示しています。
日本にもブームを巻き起こしたF1マシンのミニカーを見ると、当時の思い出がよみがえり、懐かしく思う人もいるでしょう。
こちらの魅力はコレクションや料理だけではありません。「Garden cafe」という店名だけあって、専門家が造り上げた「庭」も圧巻です。
「例えば宿泊、飲食店、商店など小規模な店舗と緑豊かな庭園がセットになり、それが集合して自然豊かな一つのまちを形成する。観光地としての機能も持たせ、まちづくりにもつなげる。時間がない観光客は、メインの観光地しか訪れることができませんが、滞在や周遊が容易なまちを作れば人が集まると考えます」と宇津田さん。
レアなコレクションに加え美しい庭を持つ「Garden cafe」が、三次市の観光振興のきっかけとなればと願っています。
Information
スポット名 | Garden cafe(ガーデンカフェ) |
所在地 | 三次市三次町1087 |
ホームページ | https://www.instagram.com/gardencafe.miyoshi/ |
営業時間 | 11:30~15:30 ※第2・第4土曜のみ営業 |
外観写真 |
![]() |