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美術館と歴史民俗資料館が隣り合う、吉舎町の文化発信施設

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美術館と歴史民俗資料館が隣り合う、吉舎町の文化発信施設

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美術館あーとあい・きさ / きさ歴史民俗資料館

住所/三次市吉舎町吉舎546-1 電話番号/0824-43-2231

 

「ふるさと展示館」としてスタートした『美術館あーとあい・きさ』は歴史民俗資料館を併設する唯一無二の施設。奥田元宋・小由女の常設展、年6回の企画展、吉舎町の歴史を紐解く文化遺産の解説や展示など、“歴史と文化の町”を掲げる吉舎町を深く知ることができます。施設について、事務局の奥田剛さんに話を伺いました。

広島県及び三次市内外で創作・所蔵されている芸術作品の収集・展示・保存をし、地域住民の教育や文化、芸術活動に寄与する目的で開館。「ふるさと展示館」として平成6年にスタートし、平成8年、愛称の公募を行い『あーと(芸術)あい(愛する・出会い)きさ(きさ)』という名称で再出発しました。美術館の隣には昭和63年に開館した歴史民俗資料館が併設しており、美術館では吉舎町出身の奥田元宋・小由女の作品を常設展示しているほか、年6回の企画展を開催。

歴史民俗資料館では、三玉大塚古墳に代表される古代文化から銀山街道の宿場町として栄えた近世文化まで、吉舎町の歴史と文化をわかりやすく紹介しています。そう大きくはない施設ですが、来館者からは「こんなところにこんな素晴らしい場所があるなんて知らなかった」「静かでとても落ち着く」というような声が寄せられています。

奥田剛さんは、もとは吉舎町役場、三次市役所の職員。40年近い勤務を経て退職、平成31年4月から美術館の仕事に就任しました。「最初の年は、ちょうど開館25周年の節目の年で。右も左もわからないまま、25周年の記念イベントを任されることになりました。ロゴマークの募集や施設紹介パンフレットの制作、スケジュール調整など本当に慌ただしかったですね」。実は中学・高校と、美術部員だったという奥田さん。その後もまちの歴史ガイドを務めるなど美術も歴史も大好きで、大変さと同時に大きなやりがいも感じていたのだといいます。「今は前館長がある程度作ってくれていたラインをもとに企画展を開催していますが、今後は自分で考案し、交渉と予定を組んでいかねばなりません。新聞や雑誌、テレビなど、良さそうなアート関連の情報があるとつい目がいきますね」。

奥田さんが心がけているのは、幅広い年齢層に焦点を当てながらも、とりわけ小・中・高校生の来館を促せるようにということ。「奥田元宋の出身地であることから日本画中心の企画展示が多かったのですが、今後はもう少しジャンルレスに展開していけたら。同時に作家さんが賛同してくださる場合、なるべくアート体験も一緒にできるようにしています。昨年、広島女学院大学の三桝正典先生のジャパニーズモダンをテーマにした企画展を開催したことがありましたが、この時は“色紙に墨絵を描こう”というワークショップを開いて下さってとても好評でした」。

施設は奥田さんと週2日受付の担当スタッフが1名在籍するだけで、日々大忙し。それでももっと来る人が楽しめるようにと、吉舎町のランチスポットや銀山街道の町並みを書き入れたマップを作成するなど、プラスアルファの取り組みも行っています。「美術館では静謐な時間を、歴史民俗資料館では“故きを温ねて新しきを知る”ことを、そしてそれらすべて合わせて、吉舎町をもっと知ってもらえたら。小さくても輝くものがある施設であり続けたいと思っています」。そう語る奥田さんの言葉を胸に、施設へ足を踏み入れて、きらめく何かを探してみてはいかがでしょうか。

Information

スポット名 美術館あーとあい・きさ / きさ歴史民俗資料館
所在地 三次市吉舎町吉舎546-1
ホームページ http://www.pionet.ne.jp/~kisaart-reki/index.html
営業時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
お休み 月曜(祝日の場合は開館)
電話番号 0824-43-2231