三次町のもののけミュージアムの近くにある卑弥呼蔵。この一角に宿泊施設「青猫」があります。三次町の商店街や各イベントへのアクセスも良い場所として人気です。

お部屋の掃除や、洗濯、草取りなど、施設の細かい所まで気を配られていることや、お部屋に入ると手書きのお迎えのメッセージが添えられているなど、宇坪さんのおもてなしが魅力で、泊まられた方はみんな心が温まり、癒される、三次町の大切な宿泊施設です。

青猫のお部屋は、時空を表す面白い名前の4部屋があります。どの部屋も間接照明の優しい灯りを取り入れ、テレビも一階寛ぎの間にしかありません。

太陽の明かりから一日の時の流れをゆっくり感じ過ごすことができ、万茶房から借りて来た大きな本のページをめくる音も五感に響きます。各部屋に華やかな着物の帯が掛けてあり持ち上げると鏡が現れて旅に訪れた特別な私に出会います。

宇坪さんの主人は漫画家ですがあえて色んなアーティストさんの装飾を置かないようにされています。シンプルなお部屋だからこそ、泊まる方が他からの影響を受けることなく、自由な想像力と感性で自分の時間を過ごすことができる。

そんな考え方に共感する人達が「ここが良い」と言って何度も宿泊される理由がわかります。

■１F
・湖（和室2～4人部屋）
■２F
・月の東 太陽の西（洋室１人部屋）
・じゅうねん（和室1～2人部屋）
・ひゃくねん（和室1～2人部屋）
・せんねん（和室2～4人部屋）
▢宿泊料金（お一人様当たり）
　素泊まり　6,000円（税込み）
　1泊朝食付き　8,500円（税込み）
1泊2食付き　15,000円～（税込み）
▢チェックイン：14:00
▢チェックアウト：12:00
▢設備：共同トイレ・風呂
□アメニティー：タオル、寝巻き、歯ブラシ、ドライヤー有り

「働くことが楽しい！」と言われるように、宇坪さんは掃除、洗濯、草取りなど、宿泊施設には欠かせない沢山の見えないお仕事の全てに力を注がれています。トイレは裸足で入れるように床も手で磨くなど、徹底した心配りに宇坪さんのおもてなしの心を感じます。

食事は同じ敷地内にある「万茶房（まんさぼう）」で食べることができ、予約の時に嫌いな物を聞いて、お客様をイメージした創作料理が作られます。地産地消の美味しい野菜などはもちろんのこと、旧酒蔵だった敷地からとれる美味しい水と、その水から作られるお料理や飲み物の清らかな美味しさをぜひ味わってください。

また、広場でのイベントや同じ敷地内にライブやイベントなどで利用できるレンタルスペース「赤猫」もあり、様々な魅力ある人が集まる場所になっています。宇坪さんの魅力にも惹かれて来られる方も多く、三次町を輝かせてくれているスポットの一つです。