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更新日:2025.04.03

【三次市甲奴町】ギャラリーあみん / 甲奴町のアートギャラリー

住所/三次市甲奴町本郷1063-15 電話番号/0847-67-5211

甲奴町内に本社を置く、額縁や屏風の製造販売メーカー、株式会社日本工芸。創業者で現・会長の藤原佐千夫さんは、事業経営とともに地域振興にも尽力しています。弘法山周辺の観光・宿泊・飲食施設の経営のほか、「甲奴の文化の発展のために」と同社が所有するコレクションを展示しオープンさせたのが「ギャラリーあみん」です。

基本情報

施設名
ギャラリーあみん
所在地
三次市甲奴町本郷1063-15
料金
入館料300円
営業時間
10:00~18:00
お休み
月曜
電話番号
0847-67-5211

施設の見どころ

かつて甲奴町観光協会の会長を務めた藤原さん。「新しいことを始めるのは大変だけれど、絶えず新しいことを追い求めたいね。私自身も会社も、地域と共にあると思っています」と話します。世界に知られる熊野筆やその筆から生まれる書という文化を後世に伝えたいと、2011年から「書道パフォーマンス」が甲奴で開催されているのも、藤原さんのそんな気持ちからでした。「人が集まる拠点作り」を考え2010年にオープンさせたのが「ギャラリーあみん」です。

榊莫山(さかき ばくざん)先生の生き方や思想に深く感銘を受けた藤原さん。榊莫山作品に加え、蒔絵、奈良の百選墨、中国の硯ほか、東大寺 清水公庸さんの大作等も展示。美術品の総額は数億円ともいわれています。

甲奴で事業を営むだけでなく、地域発展のためさまざまなつながりを持つ藤原さん。甲奴の地域・文化を20年にわたって学生と一緒に調査している広島大学の高谷教授とは、長い付き合いがあるそうです。「今年も学生を連れてギャラリーあみんに来てくれたよ」と話し、今後も変わらず協力したいと思っています。また、三次市甲奴町の友好都市であるアメリカ合衆国ジョージア州アメリカス市から、訪問団が甲奴町に来ると、ギャラリーに招くことも。別れ際にはコレクションの墨を惜しげもなく手渡し、日本の伝統や古来の文化のアピールに一役かっているそうです。

「2004年に甲奴町は三次市と合併しましたが、まだまだにぎわいの拠点が少ないと思います。ならば我々が知恵と力を出し、若い世代に託さないといけない。やるべきことはたくさんあります」

藤原さんの原動力は地域愛。視線の先は、甲奴町の明るい未来を見据えています。

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※2025年4月3日時点現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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