古い物を最後まで使い続ける 物を大切にする日本の文化「さき織」の工房 | Walk @round Miyoshi(みよし観光まちづくり機構公式ウェブサイト)

古い物を最後まで使い続ける 物を大切にする日本の文化「さき織」の工房

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古い物を最後まで使い続ける 物を大切にする日本の文化「さき織」の工房

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さき織工房 たけ田

住所/広島県三次市三次町1562 □TEL/0824-62-2762 □営業時間/10.:00~15:00 □定休日/水曜・日曜・祝日(臨時休業あり)

さき織は、古くなった着物を最後まで使う物を大切にする日本の心から生まれた技術。着なくなった着物や使わなくなったネクタイを割き、織って反物などにすることで、また新たな物に生まれ変わります。
「着物を解体する」→「洗う」→「干す」→「アイロンをかける」→「裂く」→「織る」という工程をかけて出来るさき織。どれも繊細で細やかな作業ばかりで、武田さんの器用さや勤勉さが光ります。

予約制で「さき織体験」もできるので、輪廻を感じる物作りを通して、豊かな心を感じてみてください

さき織は、布を裂く方向が違うだけで仕上がる反物の質感がまったく変わります。生地によって裂きにくい方向もあるので、あえてハサミを使って細く裁断し、質感の違いを作り出すこともあるそう。
元々あった布の柄によって、仕上がる柄は計算や想像ができない偶然の芸術です。洋服やネクタイ、時には木材のかんなクズをさき織にされたこともあるそう。白い生地には、草木染をして様々な色の濃淡を付けるなど、可能性が豊富にあるところが、さき織のおもしろいところです。

幅35cm、長さ2mに織るさき織の反物は、テーブルセンターや箪笥(たんす)の上に敷くなどの使い方が多いそうで、和でも洋でも似合う風合いが人気です。店内には、さき織を生地として使ったバッグなども販売されているので、世界で一つしか生まれない柄や質感を手に取って感じてみてください。

さき織工房たけ田では、予約制でさき織体験教室を行われています。教室では卓上織機を使って、20~30分程度でコースターサイズを仕上げます。個別でのレッスンなので、丁寧に教えてもらうことができます。

お店の中には他に、へこ帯を夏の女性ベストにしたものや、夏の着物を洋服にするなどのリメイク商品もあり、箪笥に眠っていた着物たちが形を変えてまた新しく大切に使われていきます。

東京から仕入れられているレトロな節句の昇り旗や酒屋の前掛けも風合いが素敵なものばかり。若い人たちが古着を求めて来られることもあるそうです。

店舗となっている建物は、大正に建てられた元は炭屋だったそうで、三次町の特徴でもある玄関から奥行きが約100mにもわたり、裏側の道路まで続いている歴史を感じる表屋(おもてや)造りの町家です。

店先にある椅子に腰をかけ、みよし本通り商店街を眺めてゆっくりと過ごすのも、三次町の町歩きの一つとしておすすめです。

Information

店舗名 さき織工房 たけ田
所在地 広島県三次市三次町1562
営業時間 10.:00~15:00
お休み 水曜・日曜・祝日(臨時休業あり)
電話番号 0824-62-2762