江戸時代の建物、江戸時代の絵… 町と人と歴史を刻み続けているお寺 | Walk @round Miyoshi(みよし観光まちづくり機構公式ウェブサイト)

江戸時代の建物、江戸時代の絵… 町と人と歴史を刻み続けているお寺

お問い合わせフォームへのリンクボタン

spot

江戸時代の建物、江戸時代の絵… 町と人と歴史を刻み続けているお寺

Pocket

浄土真宗本願寺派 明鏡山 照林坊(しょうりんぼう)

住所/広島県三次市三次町1280 □TEL/0824-62-2284

三次町の巴橋からほど近く、広い境内と歴史を感じる木造の山門や本堂たちが、風格と凛々しい空気を保ちながら、静かに迎えてくれる照林坊。現在の23代住職 明山晃映さんまで、脈々と血脈で受け継がれ、お寺の歴史を守られてきました。
照林坊は、宗祖親鸞聖人の弟子である関東六老僧の一人、明光上人によって開かれました。明光は鎌倉時代に福山市に照林坊を建て、代替わりをしながら折々に移転をしますが、第十代住職が、安土桃山時代最後の年である慶長7(1602)年に三次町に移転させ、現在に至るまで400年以上、三次の町と人と、今も時代を刻んでいます。

照林坊の建物はどれも歴史が長く、平成25年に8棟も国の有形文化財に指定されています。
●本堂…嘉永5(1852)年建立
●山門…寛文5(1665)年建立
●鐘撞堂…江戸時代中期建立
●経蔵…江戸時代中期建立
〇庫裏…享和元(1801)年建立
〇渡り廊下…江戸時代後期建立
●客殿…昭和9(1934)年建立
●御成の間…昭和9(1934)年建立
※●は改修歴あり。

高い天井と、11間四面もある大規模な本堂は、木造建築の寺院としてはとても珍しいと言われています。

庫裏(くり)から本堂へ行く渡り廊下は、江戸時代そのまま。鐘型の窓が抜かれた壁を境に、僧侶と一般の方が通る場所を分けられていて、歴史と仕来りをまざまざと感じます。

そんな中でも最も歴史を感じることができるのが、それぞれの建物の配置が江戸時代から変わっていないということ。江戸時代の人たちも、この山門を通り、お堂を見上げる視線や、お参りをする流れ、鐘を撞くまでの動線など、同じように見たりお参りをしていたかと思うと、江戸時代にタイムスリップできそうな気持になってきます。

本堂の天井に描かれている絵は、江戸時代に描かれたものを修復しながら
守られてきたもの。どれ一つとして同じものが無く、その迫力と華やかさに圧倒されます。

「お寺は門徒さんと一緒にあるもの。昔の歴史だけではなく、今も門徒さんのよりどころとなり、国が認めてくれている文化財を先頭で守っていきたい。」と言われる明山住職。ご先祖様からのバトンを一つ一つ抱きかかえるように大切にされています。

そんな住職は、学生の頃に習った雅楽の篳篥(ひちりき)や、吹奏楽でトロンボーンを吹くなど、音楽の趣味も。
そのご縁で、出身校の龍谷大学の吹奏楽部を招いて本堂で演奏会を開かれたり、5月の親鸞のお誕生日のお祝いでは音楽会を開かれたりしています。
もののけフェスティバルやもののけ祭に会場を貸し出すなど、時折、お寺の中にもののけが集まることが、、、。
門徒の方たち、地域の方たち、そして観光の方たちと、今の時代を楽しまれているお寺です。

Information

スポット名 浄土真宗本願寺派 明鏡山 照林坊
所在地 広島県三次市三次町1280
電話番号 0824-62-2284