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プロアマチュア問わない文化発信の場たる市民ホール

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プロアマチュア問わない文化発信の場たる市民ホール

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三次市民ホール きりり

住所/三次市三次町111-1 電話番号/0824-62-2222

 

2014年11月に完成、翌2015年2月にグランドオープンした『三次市民ホール きりり』。コンサートや劇、映画など、そこで発信される数々のカルチャーは訪れる人たちに心の栄養を届けています。日々の舞台を支える現場のプロたちに、これまでの経験や仕事に対する思いを聞いてみました。

三次市文化会館を前身にもつ『三次市民ホール きりり』は、三次を代表する文化の発信拠点です。プロアーティストのコンサートから近隣の学校の舞台発表まで、大小さまざまなステージが日夜催されています。文化会館時代に比べ客席は1006席とやや縮小しましたが、そのぶん舞台との距離が近く、臨場感あふれる演出を楽しめる点が魅力です。業務・企画グループの角田優子さんは、「地域に根差した市民ホールだからこそ感じるやりがいがある」と話します。

公演内容を企画したり、チケット販売を手がける業務・企画グループは、その地域で今どのようなカルチャーが求められているか、把握しておくことも大きな仕事のうちのひとつです。今まで反響が大きかったのは、坂本冬美さんのコンサートと吉本新喜劇の舞台。「高齢者が比較的多い土地柄なので、演歌や誰にでも馴染みのあるお笑いは人気がありますね。コンサートの詳細をお知らせする際も、インターネットより新聞やチラシのほうが効果があります。そんな点も踏まえ、より皆さんが親しみやすく感じてもらえる方法で、公演の告知に努めていきたいと思っています」。

当日のステージを支えるのは、ここでそれぞれの仕事を全うしているプロフェッショナルたち。舞台・音響担当の立河優祈さんは、音響の道に入って約10年になります。「以前は市内にある音響の会社で、各地のイベント会場のお手伝いなどをしていました。先輩に教えていただいた“100人の観客がいたら、全部違う200個の耳があると思え”という言葉は、今でも自分の働き方の指針になっています。流れるサウンドが心地よいものかそうでないか、その人の持つ特性や体調、座っている場所などによって随分変わってきます。全員が一致する“良い音”を作ることは難しいですが、公演後にいただいたアンケートを読みながら、どうしたら万人受けする音に近づけられるのか日々研究しています」と、話します。また、舞台にあがるアーティストに敬意を払い、その音を限りなくそのままの状態で届けられるかも腕の見せ所です。「奏でられる音に対して、何も足さないし何も引かない。アーティスト本人から“good job!”というようなサインをステージから送られたことがあり、鳥肌が立つくらい嬉しかったです」。

また、顔となるフロント業務を務めるのは、以前角田さんと同じ業務・企画グループに属していた割下理恵さん。「業務・企画グループ時代に、チケットを販売する際お客様がどのようなバックグラウンドがあり公演を観に来られるのか、そんなところにも思いが及ぶようになりました。例えば、身体障害者の方がある公演を観に来られる際、医療従事者との連携が必要になりました。何度も打ち合わせを重ね、無事に公演を観ていただくことができ、その後とても丁寧なお礼のお手紙をいただきました。その時の経験が、今でも私の礎になっています」。妊婦、高齢者、お子様連れ、さまざまな人の立場を思ってフロント業務にあたる割下さん。おしゃべりをするためだけでも立ち寄っていただける、そんなホールになれば、と話します。

「公演を観に来るだけでなく、ちょっと気軽に遊びに来る場所になれば」と、角田さんもにこやかに話します。「施設には回廊があり、きりりdeウォーキングのために来る人もいますよ。また、現在はYouTubeチャンネルを開設し情報発信をしています。内容は舞台の裏側、例えば音を美しく出す反響板の設置にどれぐらい時間がかかるかなど、普段見られないような仕事の様子などを配信しています。そこできりりのことをたくさんの人に知ってもらえたら嬉しいです」。お目当てのコンサートや観劇を楽しみに、また、公演のない日でも、まずはどのような施設なのか一度のぞいてみるのもおすすめです。

Information

スポット名 三次市民ホール きりり
所在地 三次市三次町111-1
ホームページ https://www.kiriri.org/ 
営業時間 9:00~19:00 
お休み 水曜、12/29~1/3 
電話番号 0824-62-2222