浅野長治、阿久里姫、三次が始まる時代に欠かせない人たちが 歴史を刻んでいたお寺 | Walk @round Miyoshi(みよし観光まちづくり機構公式ウェブサイト)

浅野長治、阿久里姫、三次が始まる時代に欠かせない人たちが 歴史を刻んでいたお寺

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浅野長治、阿久里姫、三次が始まる時代に欠かせない人たちが 歴史を刻んでいたお寺

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臨済宗 鳳源寺

住所/広島県三次市三次町1057 □TEL/0824-62-3680

三次町の町を見守るようにそびえる比熊山のふもとに、三次浅野藩の初代藩主・浅野長治が1633(寛永10)年に建てた浅野家の菩提寺、鳳源寺があります。

春には見事な桜が咲き、鶯の声を聴いていると涼やかな風が抜ける…そんなゆったりとした時間に深呼吸をしたくなるお寺です。

三次の浅野家のことを優しく紐解きながら教えて下さる住職の和田さん。穏やかで探求心のある方で、ご自身の見解も含めながら、歴史が楽しく感じられるお話を聞くことができました。

三次浅野藩は、広島の浅野家の側室の長子として京都の伏見稲荷の近くで生まれた浅野長治に、側室の子であっても居場所を何とかしてやりたいという浅野家の殿様の意向で、国を分け藩を起こしたのが始まりと言われています。
境内の中にある稲荷神社は、長治の生まれた伏見稲荷の縁で、お屋敷の中に建てられていたものが、このお寺に移されて来たのだそう。

他には浅野内匠頭の正室・阿久利姫(後の瑶泉院)の遺髪塔や、赤穂浪士47人の木像を安置した義士堂などがあり、毎年三次町で行われる義士祭やさくら祭で縁のある場所として祈祷されているなど、様々な歴史を刻む建物があり、地元の人たちに守られ続けています。

浅野家の菩提寺ということもあって、浅野長治が書いた文字や、家紋が入ったお供え用の道具、法要などの時に贈られた唐織の写真など、お寺の中には沢山の歴史が守られ続けています。浅野家の家紋は「違い鷹の羽」。「紋は昔は個人に付けられ、殿様によって少しずつ違いがつけられているのではないだろうか。何代目の殿様の物だったのか、分かるようにしてあるように思う。」と教えて下さる住職と一緒に、お寺のあちこちに刻まれている家紋を見つけて観察していると、お殿様の偉大さを感じることができます。

境内にある枝垂桜の見事な開花は三次町の名物になっています。そしてこの桜から分けたものが赤穂と三次商工会議所へ植えられているそう。

そして、4代目の和尚さんが作られた裏庭の「愚極泉」も季節によって全く違う景色が広がっています。
5月の終わりごろには池にスイレンが咲き、秋には紅葉の葉が浮かび、冬には雪の綿帽子を被った柔らかい景色になる。そんな一つ一つの季節がまるでポストカードのように切り取りたくなる絶景です。

その素敵なお庭を眺めることができる和室では、学生の茶会や地元の方の行事に貸し出しをされています。

小鳥の声が聞こえてくるお庭へ見学へ訪れてみてはいかがですか?
(※ご見学の際は事前にご連絡をお願いします。)

Information

スポット名 臨済宗 鳳源寺(ほうげんじ)
所在地 広島県三次市三次町1057
電話番号 0824-62-3680