木の花のようにとても美しい神が祀られている 三次町の守り神 | Walk @round Miyoshi(みよし観光まちづくり機構公式ウェブサイト)

木の花のようにとても美しい神が祀られている 三次町の守り神

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木の花のようにとても美しい神が祀られている 三次町の守り神

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太歳神社(ださいじんじゃ)

住所/広島県三次市三次町1112-2 □TEL/0824-62-3732

今から1200年以上前、比熊山の山頂に自然の岩石で作られた祭場があり、そこで祭り事をされていました。その後、808(大同3)年に、現在の比熊山の東の麓に、新たに神を迎えて奉安され、太歳神社は始まりました。室町時代三次町の領主だった三吉家や、江戸時代の三次浅野藩の浅野家によって、崇敬され、修繕を重ねながら今に守られています。

太歳神社は漫画「朝霧の巫女」の舞台にもなるなど、アーティストへの影響を与える風格ある神社です。また、江戸時代から伝わる「稲生物怪録(いのうもののけろく)」にも登場することから、毎年「三次物怪まつり」が開かれ、百鬼夜行(ひゃっきやぎょう)で町を歩いて来た妖怪たちが境内の階段を登り参拝していきます。それは奇怪な世界そのもの。本当に江戸時代のころから、妖怪たちも参拝してきたのかも…

【祀られている神様】
太歳神社には、主となる「木花佐久夜毘売命(このはなさくやひめのみこと)」、とその他に「天津彦彦火瓊々杵尊(あまつひこひこほのににぎのみこと)」、「大山祇神(おおやまづみのかみ)」が祀られています。
「木花佐久夜毘売命(このはなさくやひめのみこと)」はとても美しい女性で竹取物語のモデルになったとも言われています。そして、「天照大御神(あまてらすおおおかみ)」の孫である「天津彦彦火瓊々杵尊(あまつひこひこほのににぎのみこと)」に見初められ結婚し、一夜にして身ごもったことや、火を放った小屋で無事に3人の子を産み落とした伝説から、【安産・子授け・火難除け】の神様として人々から慕われています。さらに曾孫が、初代天皇の「神武天皇(じんむてんのう)」であることなど、日本神話の中でも天皇家につながる神様たちが祭られていることから、太歳神社は様々な時代の中でも人々から大切に信仰されてきました。

【神籠石(こうごいし)】
境内にある「神石」と刻まれた高さ370cmもある大きな石は、神籠石(こうごいし)と言われ、まだ山頂に祭場があったころ、結界として使われていたものとして大切に保存されています。この神籠石は、室町時代は城の基礎に、江戸時代には堤防に、明治時代には記念碑の台にされながらも、運良く発見され太歳神社に戻ってきた波乱万丈の歴史があります。また、稲生物怪録の中で出てくる「たたり石」の兄弟石とも言われています。強運・幸運を持った石として、そのパワーは本当にありそうです。

【参拝について】
いつでもお参りください。絵馬、お守りは天候が悪い日を除いて拝殿に置いてあります。御朱印は宮司の小原さんが居られる時のみ頂くことが出来るので、事前にご連絡をお願いします。
〇絵馬…¥500
〇巫女三姉妹のお守り…¥500
〇御朱印…¥300

【神事】
〇輪くぐりさん…6月30日
半年の終わりの晦日(みそか)の行われる大祓いです。半年の間に知らずについた罪や汚れを落とし、災いや疫病を免れるとされ、毎年多くの人が参拝されます。身代わりとなる人形(ひとがた)を持ってカヤで作られた大きな輪をぐるぐると廻るこの輪くぐりさんは、須佐之男命(すさのおのみこと)が世話になった蘇民将来に茅の輪を授け、災いを免れると告げたことが始まりと言われています。三次地方では、この輪くぐりさんの日から浴衣を着るという風習があり、三次の風物詩にもなっています。

〇秋祭り…10月第3日曜
地域の子ども達が神輿や楽打ちで町中を廻り、太歳神社へ登ってきます。

豊かな緑の中で、静かに堂々とかまえる太歳神社。四季折々の境内も堪能できます。三次町を守り続けている神様に会いにぜひお越しください。

Information

スポット名 太歳神社(ださいじんじゃ)
所在地 広島県三次市三次町1112-2
電話番号 0824-62-3732